#06 不動産購入の流れとは?

初心者必見!不動産購入の流れとは?

初心者必見!不動産購入の流れとは?

不動産購入は、多くの人にとって人生最大の買い物です。

そのため、しっかりと計画を立て、適切なステップを踏むことが重要です。

不動産の購入には様々な手続きがあり、初心者には少し複雑に感じられるかもしれませんが、流れを理解することでスムーズに進めることができます。

ここでは、不動産購入の流れを6つのステップに分けて、詳しく解説していきます。


1. 資金計画と予算の設定

資金計画

最初に行うべきことは、予算の設定資金計画です。不動産購入には、物件の購入費用だけでなく、諸費用(仲介手数料、登記費用、ローン手数料、税金など)も必要となります。

これらの費用を含めたトータルの支出を計算し、無理のない予算を設定しましょう。

また、住宅ローンを利用する場合、毎月の返済額や返済期間、金利などを考慮して、自分に合ったローンを選ぶことが大切です。

住宅ローンは、購入者の年収や職業、信用情報などによって審査が行われるため、事前に金融機関に仮審査(事前審査)を依頼し、どれくらいの借り入れが可能か確認しておくと安心です。

資金計画のポイント

  • 自己資金と借入額のバランスを考え、月々の負担が無理のない額であるか確認する。
  • 諸費用(仲介手数料、登記費用、税金など)を含めたトータルコストを把握する。
  • 事前に住宅ローンの仮審査を受けておく。

2. 物件探し

物件探し

資金計画が整ったら、次に進めるのは物件探しです。

インターネットの不動産情報サイトや、不動産会社の紹介を通じて、自分の条件に合った物件を探していきます。

物件を選ぶ際には、立地周辺環境学校や病院、公共交通機関の利便性なども重要なポイントです。

また、物件の間取り築年数構造も確認し、将来的に家族構成が変わることも考慮して選びましょう。

気になる物件が見つかったら、実際に現地を訪れて内見(見学)することが不可欠です。

内見では、物件の状態や周辺環境を確認し、写真ではわからない部分をしっかりチェックしましょう。

物件選びのポイント

  • インターネットや不動産会社を活用して、条件に合った物件を探す。
  • 立地や周辺環境、公共交通機関のアクセスなども考慮する。
  • 複数の物件を内見し、実際の状態を確認する。

3. 購入申し込み(買付証明書の提出)

気に入った物件が見つかったら、購入申し込みを行います。

不動産会社に「この物件を購入したい」という意思を伝え、買付証明書を提出します。

この書類を提出することで、物件を購入する優先権を得ることができます。

また、購入価格や条件について、売主との交渉もこの段階で行います。

価格交渉が可能な場合もあるため、適切な交渉を進めましょう。

購入申し込みのポイント

  • 気に入った物件が見つかったら、すぐに購入申し込みを行う。
  • 買付証明書を提出し、購入の意思を示す。
  • 価格や引き渡し時期など、条件交渉ができる場合は積極的に進める。

4. 住宅ローンの本審査

物件の購入が決まったら、次は住宅ローンの本審査を依頼します。

事前審査が通っていれば、特別な問題がなければ本審査も通ることが多いですが、収入や信用情報、職業状況などを再度確認されます。


金融機関によって審査基準は異なるため、希望のローンがある場合は事前に複数の銀行に相談しておくのが良いでしょう。

住宅ローン本審査のポイント

  • 必要書類(収入証明書、住民票、身分証明書など)を準備して提出する。
  • 審査結果が出るまでには時間がかかるため、早めに準備を進める。

5. 売買契約の締結

住宅ローンの審査が通ったら、いよいよ売買契約を結びます。

不動産会社の仲介で、売主と買主が契約書にサインをし、契約内容に同意します。この際に、手付金を支払います。

売買契約では、物件の引き渡し時期や条件、万が一キャンセルした場合の違約金など、詳細な内容が書かれています。

疑問点や不明な点はしっかりと確認してから契約を締結しましょう。

売買契約のポイント

  • 契約内容をよく確認し、不明な点は必ず質問する。
  • 契約時に手付金を支払う。
  • 契約書の内容をしっかりと保管する。

6. 引き渡し・決済

売買契約が締結され、物件の最終確認が行われたら、いよいよ引き渡しの段階です。

残代金の支払いとともに、物件の所有権移転登記を行い、正式に物件の所有者となります。この時点で、鍵を受け取り、住み始める準備が整います。

引き渡し後も、火災保険や地震保険の加入、固定資産税などの税金に関する手続きも忘れずに行いましょう。

引き渡しのポイント

  • 残代金の支払いと登記手続きをしっかりと行う。
  • 物件の最終チェックを行い、引き渡し後にトラブルがないか確認する。
  • 保険の加入や税金の手続きも忘れずに行う。

まとめ 

不動産購入の流れを把握してスムーズに進めよう!

不動産購入には、資金計画や物件選び、住宅ローン審査、契約手続きなど、いくつものステップがあります。

それぞれの段階で慎重に手続きを進め、自分に合った物件を選びましょう。

初めての不動産購入は不安がつきものですが、流れをしっかり理解して進めることで、スムーズに夢のマイホームを手に入れることができます。